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米スマートフォン市場、BlackBerryが圧勝――NPD調べ:iPhone 3Gは2位に
Verizonの「1台買ったらもう1台」キャンペーンが奏功し、BlackBerryシリーズが上位を占めた。
米調査会社NPDが5月4日に発表した第1四半期(1〜3月期)の米スマートフォン市場に関する報告によると、Research In Motion(RIM)のBlackBerry Curveが1位、AppleのiPhone 3Gが2位だった。1位のBlackBerry CurveはBlackBerryシリーズの中では軽量・低価格な機種で、米国の4大キャリアで販売されている。
順位 | メーカー | 機種 |
---|---|---|
1 | RIM | BlackBerry Curve |
2 | Apple | iPhone 3G |
3 | RIM | BlackBerry Storm |
4 | RIM | BlackBerry Pearl |
5 | T-Mobile | T-Mobile G1 |
(資料:NPD Group) |
NPDによると、BlackBerryの好調を支えているのは、Verizon Wirelessのキャンペーン「buy-one-get-one」だという。これは、BlackBerryシリーズを購入すると、無料でもう1台入手できるというもので、2月5日にスタートした。RIMのスマートフォン市場に占めるシェアは、前期より15ポイント上昇し、約50%になった。一方、AppleとPalmのシェアはそれぞれ10ポイント下がったという。
携帯電話市場に占めるスマートフォンのシェアは、前年同期の17%から23%に拡大した。
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