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ソニーの電子書籍ストア、標準フォーマットに全面移行
ソニーの「eBook Store from Sony」が、独自フォーマットから業界標準のEPUBフォーマットに移行する。
ソニー米国法人は8月13日、同社の電子書籍ストア「eBook Store from Sony」を、年内にEPUBフォーマットに全面移行する計画を明らかにした。
EPUBは、米電子出版業界団体International Digital Publishing Forum(IDPF)が業界標準として推進するXMLベースの電子書籍フォーマット。ソニーは、独自フォーマットから業界標準フォーマットへの移行で、多数のデバイスとの互換性を確保できるとしている。またDRM(デジタル権利管理)については、Adobe Systemsの「Content Server 4」を導入する。
「共通のフォーマット、共通のDRM(デジタル権利管理)の導入で、消費者はコンテンツの入手場所やデバイスの種類を問わず、コンテンツを購入できるようになる」とソニーは発表文で述べている。
ソニーの電子書籍リーダーはEPUBに対応している。
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