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「Snow Leopard」にマルウェア対策機能が搭載か
Snow LeopardではSafariブラウザ経由でダウンロードされたトロイの木馬を検出し、警告メッセージを表示するようになったという。
Mac用セキュリティソフトメーカーのIntegoは8月25日、間もなく発売予定の次期Mac OS X「Snow Leopard」にマルウェア対策機能が組み込まれていることが分かったと発表した。
IntegoのMacセキュリティブログによると、Snow Leopardに搭載されたマルウェア対策機能の詳しい仕組みは不明だが、Safariブラウザ経由でダウンロードしたディスクイメージにトロイの木馬が含まれているのを検出し、警告メッセージを表示するようになったという。この警告画面のスクリーンショットも掲載した。
Appleがマルウェアによるリスクをどの程度深刻に受け止めているのかは疑問だが、同社のマルウェア対策機能およびそれが、どの程度徹底したものなのかは興味深いとIntegoは述べている。
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