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GREE、未成年の課金サービス利用を制限 テレビCM見直しも
「GREE」で未成年ユーザーの課金サービス利用が増えていることを受け、新たに、課金上限額の設定や、テレビCMの表現を見直すといった対策を10月中に行う。
グリーは10月13日、SNS「GREE」で、未成年ユーザーの課金サービス利用が増えていることを受け、新たに、課金上限額の設定や、テレビCMの表現を見直すといった対策を、10月中に行うと発表した。
ソフトバンクモバイルの未成年ユーザーについて、月間の課金利用金額の上限を3万円に設定する。NTTドコモとKDDIのはキャリア側で課金額の上限を設定できるため追加の対策は行わないが、状況に応じて対策を見直す。
「無料で遊べる」をうたうテレビCMについては、一部コンテンツが有料であることを示す文字の字体サイズや、背景とのコントラストなどを見直す。
今年9月には、未成年ユーザーが商品を購入する際、購入画面で親権者の同意を得ていることを確認するボタンを設置済みという。
GREEなど無料をうたうアイテム課金モデルの携帯サイトについては、親が知らない間に子どもが有料アイテムを利用し、高額な料金の請求が来てトラブルになる例が相次いでいる――と伝える新聞報道があったばかり。
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