ソニーと国際サッカー連盟(FIFA)は12月4日、来年のFIFAワールドカップを3D映像化する契約を結んだ。ソニー製の機材を使い最大25試合を撮影する。
映像はBlu-ray Discに収録して販売するほか、ベルリンなど世界7都市で行うパブリックビューイベントやソニーのショールーム・販売店などで上映する予定。「スタジアムで実際に観戦しているかのような体験を提供する」としている。
ソニーは来年、液晶テレビBRAVIAやBD製品、VAIO、プレイステーション 3を3Dに対応させる計画。ワールドカップの3D映像化で3Dの本格展開を加速するとしている。
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