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Google、認証プロトコル強化に向け、OpenID理事のスマー氏を採用
GoogleがソーシャルWebへの全社的取り組みに備え、OpenID界の立役者、Plaxoのジョゼフ・スマーCTOを採用する。
米GoogleがOpenID推進団体の理事を務める米Plaxoのジョゼフ・スマー氏を採用する。同氏が自身のブログで明らかにした。
OpenIDは、ユーザーが1つのURLで複数のサービスにログインできるようにする分散認証プロトコル。Googleは、2007年設立のOpenID Foundationに理事として参加しており、同社のSNS共通API「OpenSocial」やソーシャルサービス「Google Friend Connect」などでOpenIDをサポートしている。PlaxoはOpenID Foundation、OpenSocial Foundationに参加しており、スマー氏は長くGoogleの社員と協力してきた。
スマー氏は2002年にPlaxo入りし、CTO(最高技術責任者)として同社製品の認証プロトコル対応に従事してきた。GoogleからソーシャルWebへの全社的取り組みをサポートしてほしいとの要請を受けてGoogle入りを決意したという。2010年1月下旬からGoogleに参加する予定。
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