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今度はハウス食品 採用サイト改ざん、閲覧者1万2000人にGumblarウイルス感染の恐れ
大手企業のサイトでGumblar(GENO)ウイルスの被害が続いている。ハウス食品の採用サイトが改ざんされ、閲覧したユーザー1万2000人が亜種に感染した恐れがあるという。
大手企業のサイトでGumblarウイルス(通称GENOウイルス)の被害が続いている。JR東日本、ローソンに続き、ハウス食品が1月7日、同社の新卒採用サイトが不正アクセスで改ざんされ、閲覧した1万2000人がGumblarウイルス亜種に感染した恐れがあると発表した。
改ざんされていたのは、昨年12月15日午前1時〜今年1月5日の午後3時まで。採用サイトを担当する制作会社のPCがGumblar亜種に感染、サイト管理用のIDとパスワードが盗まれ、サイトが改ざんされたという。
期間中にアクセスしたユーザーに対して、ウイルススキャンを行うよう呼び掛けている。ハウス食品本体のサイトは別サーバで運用しているため問題ないという。
Gumblarウイルスは昨年4月ごろから流行。悪意のあるサイトを閲覧させたり、ユーザーのFTPアカウントを悪用してサイトを改ざんするなどの被害が報告されている。
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