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ソニー、「BRAVIA」普及機にもLED
ソニーが「BRAVIA」普及モデルにLEDバックライトを搭載。人感センサーやネットワーク機能など付加価値も提供して差別化する。
ソニーは、エッジライト式LEDバックライトを搭載した「BRAVIA EX700シリーズ」を4モデルを2月25日に発売する。普及モデルとして初めてLEDバックライトを搭載。人感センサーやネットワーク機能など付加価値も提供して差別化する。
オープン価格で、実売予想価格は32V型が12万円前後、40V型が17万円前後、46V型が23万円前後、52V型が30万円前後。
高画質回路「ブラビアエンジン 3」を搭載するなど画質にこだわったほか、見ていない時は電源をオフにする人感センサーなど省エネ機能も搭載。YouTubeなど動画サイトを直接見られる新機能「「<ブラビア>ネットチャンネル」にも対応した。
ソニーは2004年、世界初のLEDバックライトテレビ「QUALIAテレビ」を発売。ハイエンドモデルにLEDバックライトを展開してきたが、普及モデルには搭載してこなかった。ライバルの韓国Samsung Electronicsは2009年から普及モデルにLEDバックライトを採用。「LEDテレビ」として強く打ち出し、世界シェア拡大に成功している(Samsungに「商品力で負けた」 ソニー大根田CFO)。
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