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ニフティ、1時間単位で従量課金のクラウドサービス
ニフティがクラウドサービスに参入。1時間単位の従量課金制が利用できるほか、サーバ準備が5分で済むなど、オンデマンドに利用できるのが特徴。
ニフティは、クラウドサービス「ニフティクラウド」を1月27日から提供する。サーバ準備は約5分で済む上、1時間単位の従量課金制を導入するなどし、負荷に応じてオンデマンドに利用できるようにした。
月額払いの定額制に加え、時間単位の従量課金制を選べるのが特徴。仮想サーバのスペックは4段階から選択でき、CPUが1GHz相当、メモリが512Mバイトの「Mini」なら、1時間12.6円から利用可能。サーバ利用料とは別に、ネットワーク転送料として1Gバイト当たり15.75円課金する。
基本ディスク容量は30Gバイト。OSはCentOS 5.3(32/64ビット)。4月からRedhat 5.x(32/64ビット)、Windows Server 2008 R2 SE/EE(64ビット)に対応する予定。今後、ロードバランサーや有人監視、VPNなどのオプションも用意する。
同社は約2年前から、サーバ仮想化技術を利用してサービスを運営しており、自社サービスで培った仮想化運営ノウハウをユーザーに提供する。今後はPaaS、SaaSへの展開も計画している。
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