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GREE向けソーシャルゲーム、開発パートナー募集スタート OpenSocialベース、資金支援のファンドも
「GREE Platform」のゲーム開発パートナー募集がスタート。パートナー企業を資金面で支援する「GREE Fund」も設立する。
GREEは3月1日、SNS「GREE」モバイル版向けアプリケーションを外部開発者が制作できる「GREE Platform」のソーシャルゲーム開発パートナー募集を始めた。開発されたゲームは6月以降に導入する予定。パートナー企業を資金面で支援する「GREE Fund」も設立する。
GREE Platformは、「mixiアプリ」や「モバゲーAPI」同様OpenSocialベースのプラットフォーム。まずはゲームのパートナー募集から始め、順次、ゲーム以外のアプリに広げる。
GREEはパートナーの企画・開発や集客、ユーザーサポートを支援するほか、キャリア課金に対応した有料アイテム販売の仕組み「GREE Payment」と、広告収入をシェアする「GREE Reward」を提供。Payment、Rewardはそれぞれ、収入の7割をパートナーに提供する。
パートナー企業の資金ニーズに応じ、出資や融資、開発費用負担などを行う「GREE Fund」も設立する。
パートナー募集要項など詳細はGREEデベロッパーセンターで公開する。
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