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BitDefender、正常ファイルをトロイの木馬と誤認するトラブル発生
WindowsファイルとBitDefenderファイルがトロイの木馬に感染していると誤認され、プログラムが使えなくなるなどの障害が起きている。
コンシューマー向けのウイルス対策ソフト「BitDefender」で、正常なファイルをトロイの木馬と誤認して隔離してしまう問題が発生している。SANS Internet Storm Centerなどが伝えた。
SANSやBitDefenderによると、この問題は3月20日に欠陥のあるパターンファイルがBitDefender 2008/2009/2010向けに自動配信されたことに起因する。その結果、複数のWindowsファイル(64ビット版のみ)とBitDefenderファイルがトロイの木馬に感染していると誤認され隔離されてしまい、BitDefenderやWindowsプログラムが使えなくなったり、PCが正常に起動できなくなったりするなどの障害が起きているという。
BitDefenderはTwitterで状況を報告するとともに、この問題を修復するための自動アップデートを配布した。それでも解決しない場合のために、サイトで対処方法を紹介している。
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