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「ウイルスセキュリティ」にPCが起動できなくなる不具合
ソースネクストの「ウイルスセキュリティ」シリーズをインストールしたPCの一部で起動できなくなる不具合が発生。ドライバソフトをウイルスと誤検知し、削除してしまうという。
ソースネクストは、セキュリティソフト「ウイルスセキュリティ」シリーズをインストールしたPCの一部で4月10日ごろから、起動できなくなる不具合が起きたと発表した。12日に不具合を解消するアップデートプログラムを配布。現在、PCを起動できている場合は、同じ不具合が起きることはないとしている。
不具合が起きたのは、Intel製チップセットを搭載し、ドライバソフト「Intel Matrix Storage Manager driver」(AHCI driver)のごく一部のバージョンを使用しているPCで、10日午後2時ごろ〜12日午後2時ごろに使用し、12日午後12時までにシャットダウンした場合。ウイルスセキュリティが同ドライバをウイルスと誤検知し、次回起動時にドライバを削除するため、PCが起動しなくなるという。
起動しなくなった場合は、ダウンロード配布している修復ツールを使って起動用CD-ROMを作成・実行するよう呼び掛けている。修復用CD-ROMを送ってほしいユーザーは、メールで問い合わせれば、準備が整い次第送ってもらえる。
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