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シャープ「NetWalker」第2弾 タッチパネルでネットもメモも電子書籍も
シャープのUbuntu端末「NetWalker」に新版。全面タッチパネルで、Webブラウジングや手書きメモ、電子書籍に対応した。
シャープは4月19日、Ubuntuを搭載したモバイルネット端末「NetWalker」シリーズ第2弾として、Webブラウジングや手書きメモなどに対応した文庫本サイズのタッチパネル端末「PC-T1」を、5月下旬に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は4万7000円前後(→詳細記事1、詳細記事2)。
約150(幅)×90.0(奥行き)×18.0〜21.3(高さ)ミリ、重さ約280グラムの小型軽量端末。無線LAN(IEEE 802.11b/g)とBluetooth通信機能を備えた。約3秒で起動し、フル充電で約6時間連続使用できる。
5インチWSVGA(1024×600ピクセル)のタッチパネル液晶を搭載し、付属のスタイラスで操作する。5段階の太さ・11色のペンで書き込める手書きメモ機能を装備した。
FifefoxやThunderbird、OpenOfficeを搭載し、Webブラウズやメールのやりとり、ワープロ、表計算などが可能。文字入力はソフトウェアキーボードかUSB/Bluetooth接続の外付けキーボードで行う。
「スーパー大辞林」「ジーニアス英和辞典」など12種類の辞書を内蔵し、手書き文字で辞書を引くこともできる。XMDF形式の電子書籍に対応し、実用書や文学作品など約100作品の電子書籍をプリインストールした。電子書籍は、専用の販売サイト「NetWalkerライブラリー」で追加購入もできる。
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