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Twitter、自前のデータセンター稼働へ 信頼性向上を目指す
Twitterが年内に初の自社専用データセンターを稼働させる。トラフィック急増に対抗するためにキャパシティを増やしたり、インフラを柔軟に調整できるようになるとしている。
Twitterは7月21日、年内に自社専用のデータセンターを稼働させる計画を明らかにした。
新しいデータセンターはソルトレークシティに作られる。専用データセンターを持つことで、急速に増え続けるトラフィックに対応するためのキャパシティを増やし、ネットワークやシステムの構成を完全にコントロールできるようになり、インフラを迅速に、柔軟に調整できると同社は述べている。
Twitterは現在NTT Americaのデータセンターを利用している。今後もNTT Americaとの協力を続けながら、24カ月以内にさらに自前のデータセンターを増やす計画だ。
Twitterは信頼性向上のために長期的な取り組みを進めている。同社初の専用データセンターは、複数のデータセンターによって信頼性とキャパシティを高めることを念頭に置いて設計されているという。
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