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Nokia、四半期利益が減少 スマートフォンでの反撃に意欲
Nokiaは端末価格や粗利率の下落に見舞われたが、Symbian^3搭載機による「ハイエンドスマートフォン市場での反撃」に自信を見せている。
Nokiaは7月22日、第2四半期決算を発表した。端末価格や粗利率の下落により、売り上げは微増にとどまり、利益は減少した。
同四半期の売上高は前年同期比1%増の100億ユーロ、1株利益は前年同期の0.10ユーロから0.06セントへと減少した。
同四半期の携帯電話販売台数は1億1110万台で、前年同期から8%増えた。スマートフォンおよびモバイルコンピュータは2400万台で42%増加した。平均販売価格は前年同期の64ユーロから61ユーロに低下し、デバイスとサービスの粗利率も34%から30.2%に下落している。
同社のオリ−ペッカ・カラスボCEOは、第2四半期は低価格モデルの拡充で携帯電話事業が好調だったとしている。スマートフォンについては、Symbian^3搭載機が「ハイエンドスマートフォン市場での反撃」に弾みをつけると自信を見せている。
Nokiaは今後について、2010年の携帯電話の出荷台数は業界全体で約10%伸び、同社のシェアは台数ベースでは横ばい、金額ベースではやや低下すると予測している。
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