下降していたMicrosoftのInternet Explorer(IE)のシェアがわずかに回復している。Net Applicationsの調査により明らかになった。
Net Applicationsによると、世界ブラウザ市場におけるIEのシェアは4〜5月には60%を切っていたが、6月に60.32%に回復し、7月にはさらに60.74%に伸びた。一方、Firefoxは6月、7月とシェアが2カ月続けて減少しており、5月まで24%台だったのが22.91%に低下している。
ブラウザ | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|
IE | 60.74% | 60.32% | 59.75% | 59.95% | 60.65% |
Firefox | 22.91% | 23.81% | 24.32% | 24.59% | 24.52% |
Chrome | 7.16% | 7.24% | 7.04% | 6.73% | 6.13% |
Safari | 5.09% | 4.85% | 4.77% | 4.72% | 4.65% |
Opera | 2.45% | 2.27% | 2.43% | 2.30% | 2.37% |
(資料:Net Applications) |
バージョン別では、IE 8が26.87%と最大のシェアを有している。IE 6もシェアが減り続けているとは言えまだ16.97%を占めている。Firefox 3.6のシェアは16.5%。伸びの大きさでは、IE 8が1.3ポイント増と最もシェアを増やした。
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