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KDDI、公衆無線LANのWi2を子会社化
Wi-Fiスポットを展開するワイヤ・アンド・ワイヤレスをKDDIが子会社化。auユーザー向けWi-Fiサービスなどを検討する。
KDDIは10月20日、公衆無線LANサービスを展開するワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)を子会社化すると発表した。スマートフォンなどの普及でWi-Fi需要が拡大しており、KDDIの契約者向けWi-Fiサービスの提供などを検討する。
Wi2が22日払い込みで実施する総額4.5億円の第三者割当増資を引き受け、Wi2増資後の株式52.4%をKDDIが保有する。
Wi2はWi-Fiスポット約1万3000カ所(ローミング含む)で接続サービスを展開。スマートフォンに加え、フィーチャーフォンでもWi-Fi対応機種が増えており、今後はKDDIの携帯電話ユーザー向けにWi2のWi-Fiサービスを提供することも検討していく。
Wi2は、旧アッカ・ネットワークスがモバイルWiMAX事業参入を目指して設立した「アッカ・ワイヤレス」が前身。アッカ・ワイヤレスはNTTドコモと組み、KDDI陣営とWiMAX参入を争った。
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