大手携帯電話メーカーNokiaは10月21日、7〜9月期決算と従業員を削減計画を発表した。
同四半期は売上高が前年同期から5%伸び、102億7000万ユーロとなった。純利益は1株0.14ユーロと、マイナス0.15ユーロだった前年同期から回復した。携帯電話出荷台数は1億1040万台と、前年同期比2%増にとどまった。スマートフォンは2650万台と61%伸びている。
また同社は、Symbianスマートフォン事業およびOviサービス事業を合理化し、最大で1800人の従業員を削減すると明らかにした。スマートフォンの市場投入を迅速化し、Oviサービスを改善するとしている。
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