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Amazon、急成長のベビー用品サイトDiapers.comの親会社を約5億4500万ドルで買収

Amazonが2009年のZappos.comに続き、競合するeコマースサイトを買収した。Diapers.comはZappos.com同様、傘下の独立サイトとして運営される。

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 米Amazon.comは11月8日(現地時間)、ベビー用品販売サイトDiapers.comの親会社である米Quidsiを買収することで合意に達したと発表した。買収総額はおよそ5億4500万ドルに上り(4500万ドルは負債の引継ぎ)、取引は12月に完了する見込み。

 Quidsiは2005年創業のニュージャージー州モンクレアに拠点を置く非公開企業。米ベンチャーキャピタル大手Accel Partnersなどの出資を受け、Diapers.comのほか、日用品販売のSoap.com、化粧品販売のBeautybar.comを運営している。Diapers.comは豊富な品ぞろえのベビー用品を低価格で提供しており、送料無料で発注から2日以内に配達するサービスで多くの顧客を獲得しているという。

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 Amazonには既にベビー用品を扱う「The Baby Store」を運営しているが、Diapers.comは買収後もブランドはそのまま、幹部もとどまり、従来通りのサービスを提供する。Amazonは9月に会員制の割引サービスプログラム「Amazon Mom」を立ち上げるなど、ベビー用品事業を強化している。

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