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Google、グローバルな学生向け「サイエンスフェア」開催 優勝者には5万ドルの奨学金

Googleが13〜18歳の学生を対象とした科学プロジェクトのコンテストを立ち上げた。決勝進出者にはGoogleやCERNでの滞在体験や奨学金が与えられる。

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 米Googleは1月11日(現地時間)、世界中の学生を対象とするオンライン版のサイエンスフェア「Google Science Fair」の開催を発表した。「我こそは未来のアインシュタイン、キュリー夫人、サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジ(Googleの共同創業者)だと思う若者はサインアップページから登録しよう」と呼び掛けている。

 サイエンスフェアとは、米国で1950年代から普及した小学生以上が参加できる科学をテーマにしたコンテスト。学校や地域単位でのエントリーが一般的だが、Google Science Fairは世界中の学生が平等に参加できるのが特徴。参加条件は13〜18歳の学生で、1人あるいは3人までのチーム。Googleのアカウントと保護者の許可も必要だ。エントリー後、自分のプロジェクトをGoogle Siteに登録する。

 エントリーは4月4日まで受け付け、5月上旬にGoogleが選んだ準決勝出場者をオンラインで公開して一般の投票を募る。15チームに絞った決勝出場者を7月11日にGoogle本社に招待し、Google内外の著名科学者らの審査により優勝者を決定する。審査員には“インターネットの父”、ビント・サーフ氏やCERN(欧州原子核研究機構)所長のロルフ・ホイヤー氏などが名を連ねる。

 このコンテストにはCERN、LEGO Group、科学・教育関連の非営利団体National Geographic Society、科学雑誌のScientific Americanが協賛しており、グランプリ獲得者にはガラパゴス諸島10日間の旅、5万ドルの奨学金、Google、CERN、LEGO、Scientific Americanのいずれかでの3日間の体験などが提供される。

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