米Appleのスティーブ・ジョブズCEOが療養のため休職するとの発表を受け、同社の株価は1月18日、NASDAQ市場で一時急落した。
この日同社の株価は、取引開始直後に14日終値から6%以上下げて326ドルをつけた。投資家が、iPhoneなどの人気製品を生み出したジョブズ氏の休職による影響を懸念したためとみられる。株価はその後持ち直して、2.25%安で引けた。
NASDAQ市場閉場後、Appleが好調な10〜12月期決算を発表したことを受け、同社株は時間外取引で1.3%ほど値を上げている。Appleは同四半期に売上高を71%、純利益を78%伸ばした。
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