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被災者支援サービス開発目指す緊急ハッカソン開催 参加者募集
被災者支援のためのネットサービスを開発するオンラインイベント「Hack for JAPAN」をGoogleなどが19〜21日に開催。アイデア出しだけの参加も含め、参加者を募集している。
東北関東大震災の被災者を支援するネットサービスを開発するオンラインイベント「Hack for JAPAN」が3月19日〜21日に開催される。専用フォームから参加申し込みできる。
被災者支援サービスを開発するための開発者イベント(Hachathon:ハッカソン)。参加する開発者が情報交換しながら、不必要な重複を回避し、開発を効率化しつつ、より役に立つ災害情報サイト・サービスの提供を目指す。
19〜20日にはエンジニア以外でも参加できるアイデアソン(ideathon)を実施。Google WaveとGoogle Moderatorを使い、被災者支援サービスのアイデアを議論したり、開発報告などを行う。
開発に当たっては、サービスをホスティングするためのクラウドサービスから、Webサービス、各種オープンAPI、AndroidやiPhone、Windows、Macなど、プラットフォームやベンダーを超え、「オープンで誰でも使えるものであれば使う」という姿勢だ。
Googleのほか、楽天、ヤフー、日本マイクロソフト、 Twitter、Amazon Web Services、セールスフォース、 OpenStreetmaps、はてなが賛同。各社のエンジニアによるサポートもありうるとしている。
原則オンラインで行い、参加人数に制限はない。京都、岡山、福岡では利用無料の会場を設ける(人数制限あり)。
詳細はWebサイトで。
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