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Evernote、NTTコミュニケーションズのネットワークを採用
EvernoteがNTTコミュニケーションズをプライマリネットワークプロバイダーに採用。日本のユーザーが多いため、日米間の回線品質も重視したという。
NTTコミュニケーションズは4月20日、米Evernoteが同社米国法人をプライマリネットワークプロバイダーに採用したと発表した。Evernote本社データセンターと世界をつなぐネットワークに、NTTコムの「グローバルIPネットワークサービス」を利用する。
Evernoteはユーザーが急増しており、昨年1年間でユーザー数は約3倍の770万人に増加、1日当たりの利用回数も4200万会から1億4500万回に増えたという。
複数のネットワークプロバイダーを評価した結果、NTTコムの現地法人・NTT Americaを採用。日本のユーザーが全体の28%を占めることもあり、Evernoteのフィル・リービンCEOは「日米間の回線の品質も重視した」と話している。リービンCEOによると、新ネットワークは1億ユーザー以上のキャパシティがあるという。
TwitterもNTT Americaのデータセンターを利用している。
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