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ソニー、シャープとの液晶合弁への追加出資を先送り
シャープとソニーは、大型液晶パネルを製造・販売する合弁会社へのソニーの追加出資を先送りにし、来年3月末まで継続して協議することに決めた。
シャープとソニーは4月27日、大型液晶パネルを製造・販売する合弁会社へのソニーの追加出資を先送りにし、来年3月末まで継続して協議すると発表した。液晶パネルの調達環境をめぐる変化が背景にあるとみられる。
当初は両社合弁の「シャープディスプレイプロダクト」に、今年4月末までにソニーが段階的に最大34%分まで出資する契約だった。これまでソニーは約7%分に当たる100億円を出資しているが、その後追加出資は実施していない。
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