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テーブルを指タッチパネルに変える「StarBoard Link DR」、日立ソリューションズが発売
日立ソリューションズが発表した「StarBoard Link DR」を利用すれば、テーブルにPCの画面を投影し、書き込みを入れたり、ピンチ操作で画面を拡大/縮小したりできる。
日立ソリューションズは10月25日、A0サイズのポータブル指タッチセンサー「StarBoard Link DR」を26日に発売すると発表した。ユーザーは同製品をテーブル上などに広げ、超短焦点プロジェクター(別売り)を用いてPCの画面を投影すれば、ピンチ操作で画面を拡大/縮小したり、タッチ操作で画面に直接書き込みを入れ、PCに保存したりできるようになるという。
製造業や建築業などを新製品の主要ユーザーとして見込む。同社によると、従来これらの業種ではA0サイズの大判紙図面を使用することが多く、(1)部門間での情報共有の不足、(2)内容管理の困難さ、(3)利用する紙図面の大量化――といった問題を抱えていたという。同社はStarBoard Link DRの提供を通じ、ユーザー企業の電子データによる図面の保存/管理/共有を支援する。
専用ソフト「StarBoard Software for Business 1.0」を同梱し、実売予想価格は40万円程度(プロジェクター込みの販売価格は70万円程度)。専用ソフトの追加ライセンス料は7万3290円(税込)/ライセンス。
製品構成および仕様は次の通り。
製品構成 | 仕様(本体サイズ/重量) |
---|---|
プロジェクター台座 | 610(幅)×230(奥行き)×92(高さ)ミリ/3.1キロ |
デジタイザ | 510(幅)×125(奥行き)×33(高さ)ミリ/0.8キロ |
反射枠付きシート+シート下辺用枠 | 1308(幅)×1200(奥行き)×15(高さ)ミリ/約3.3キロ |
スタイラスペン | 2本 |
電子ペン | オプション |
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