MicrosoftとSamsung、テーブル型PC「Surface」の新モデルを年内発売
Microsoftのタッチパネル付きハイテクテーブル「Surface」の新モデルはSamsung製で、価格はオープン。23カ国(日本は含まず)で年内に発売する。
米Microsoftと韓国Samsung Electronicsは11月17日(現地時間)、タッチスクリーン搭載のテーブル型PC「Surface」の新モデル「Samsung SUR40 for Microsoft Surface」のSamsungのオンラインショップでの予約受付を開始したと発表した。23カ国で購入できるが、日本は含まれていない(今後販売地域を拡大するとしている)。価格はオープン。
Surfaceは、2007年にMicrosoftが発表したテーブル型PC。初代は1万2500ドルと高額で、一部の医療機関やカジノ、企業などで採用されていた。初代を購入した富士フイルムやオーストリアのRed Bull、カナダのRoyal Bank of Canadaなどが新モデルの購入を計画しているという。
新版は2011年のCESで発表された。プロセッサは2.9GHzのデュアルコアAMD Athlon II X2で、GPUはAMD HD6750M。Windows 7を搭載し、40インチ(解像度:1920×1080)のLCDディスプレイには両社が共同開発した「PixelSense」技術が採用されており、画面上に指やその他の物体がタッチしたことを認識し高速で情報を処理するという。サイズは1095×102.5×707.4ミリ、重さは39.5キロ。
Samsungが公式YouTubeで公開したデモ動画では、設計事務所で顧客と設計図を挟んで相談するシーンや、医師が患者にレントゲン写真やデータをSurfaceに表示させて経過を説明するシーンなどが紹介されている。
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