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MSとGood Technologyが提携、Windows Phone向けセキュリティ管理アプリ提供へ
MicrosoftのWindows Phoneを搭載した端末向けに、Goodの管理ツール「Good for Enterprise」を提供、企業のデータにセキュアにアクセスできるようにする。
米Microsoftと企業向けモバイル端末管理ツールを手掛けるGood Technologyは2月27日、アプリケーションに関する戦略提携を発表した。MicrosoftのWindows Phoneを搭載した端末向けに、Goodの管理ツール「Good for Enterprise」を提供する。
Goodは提携に基づき、Good for Enterpriseを通じて192ビットのAES暗号を提供、Windows Phoneから企業のデータにセキュアにアクセスできるようにする。
これによってユーザーはゲームなどのコンシューマー向けアプリを利用しながら、企業のニーズにかなったセキュリティメッセージングソリューションを利用できるようになると同社は説明。私物端末の業務利用を認める「BYOD(=Bring Your Own Device)」が普及する中で、企業によるWindows Phoneの採用を加速させることを目指す。
Windows Phone向けのGood for Enterpriseは2012年第2四半期の初めごろから、Windows Phone Marketplaceを通じてダウンロード提供を開始する予定。
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