「コンブガチャ」アプリを「Arrow」運営会社が公開 「今なら濡れ手で粟」
本音つぶやきサイト「Arrow」運営ベンチャーが、昆布をコンプリートして遊べるAndroidアプリ「コンブガチャ」を公開。「誰でもコンプガチャの課金のえぐさ、イライラを体感することが可能」という。
本音つぶやきサイト「Arrow」を運営するGreen rompは5月16日、Androidアプリ「コンブガチャ」を公開した。海草の昆布をコンプリートして遊べる、昆布のガチャだ。
利尻昆布や日高昆布といった特定のレアカードを「ガチャ」によって8種類コンプリートすれば、激レアカードである「灼熱大帝昆布姫」をもらえるというアプリ。「レアカードの出現率は異常に低く設定されており、誰でもコンプガチャの課金のえぐさ、イライラを体感することが可能」としている。
連休明けにソーシャルゲーム各社が「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)からの撤退方針を発表したことを受け、同社の野田貴大社長が「じゃあ今コンプガチャやったら濡れ手で粟だ」と判断し、「5日という短期間で新アプリをリリース」したという。
ガチャは無料だが、課金によって一部のレアカードを購入することもできる。だが「コンブをコンプすることでもらえる『灼熱大帝昆布姫』は、どのソーシャルゲームでも使用不可のカードであるため、『課金したのにこんなレアカード要らない』などのクレームには対応できません」という。
野田社長自身も「探検ドリランドのバトルデッキは全て攻撃力1万超え」というソーシャルゲームユーザー。ソーシャルゲーム業界によるコンプガチャの自主規制によって「今後“まとめてガチャ”ができないことを多くのユーザーが嘆くことと思われる」ため、「コンブガチャでとりあえずガチャの楽しみだけでも味わっていただければうれしい」としている。
「隠し要素も入れてはいるが、本当にくだらないアプリなのでぜひ寛容な態度でプレイしていただきたい」と野田社長。なお「弊社のサービス、Arrowとの互換性もありません」という。
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