“最低1000人”から返事をもらえる 本音つぶやき「Arrow」に広告機能
本音つぶやきサービス「Arrow」で、「最低1000人からコメントが返ってくる」という広告機能が登場。「ユーザーと1対1で深くつながる。Arrowだからできる新しい形の広告」としている。
Green rompは9月26日、匿名で本音をつぶやけるWebサービス「Arrow」で、「最低1000人からコメント返信がもらえる」という有料投稿機能「1000人Arrow」を公開した。企業や個人による広告やアンケートなどに役立つとしている。
Arrowでは、200文字以内でつぶやき(Arrow)を投稿すると、登録ユーザーの中からランダムに選ばれた誰かに届く。受け取ったユーザーはこれに返事をしたり、他人に“たらい回し”でき、誰かが返事をする可能性を高める仕組みになっている。
新機能では、まず数人程度のユーザーにArrowを送信。受け取ったユーザーが返事をすると同時に、そのArrowが別のユーザーにも転送される。転送を受けた別のユーザーが返事をして、さらにまた別のユーザーが返事をして──と、「最低1000人からコメントが返ってくるまで広告が展開され続ける仕組みになっている」という。回答数が1000件を超えた時点で、同社スタッフが転送をストップする。
「“必ず読まれる広告”であることも特徴的ですが、それ以上に、“必ずリアクションがある広告”であるところが最大の特徴」(同社)。1人のユーザーに同じArrowが重複して届くことはないといい、「ユーザーと1対1で深くつながる。Arrowだからできる新しい形の広告」としている。
投稿内容は同社が事前審査を行うため、不適切な内容のものは送信されない仕組みだ。また企業広告の場合は「今ならキャンペーン期間中で○○が80%オフ!」といった「従来通りの企業の広告表現」はNGで、「わたしが会社で初めて任されたプロジェクトです。感想聞かせてください」といった「担当者個人からの発信」に限定するとしている。
価格は1回当たり1万円。同社のWebサイトから購入できる。オープンキャンペーンとして、設立3年以内の企業の利用は先着17社まで無料にするという。
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