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AWS、北京データセンターを開設 中国に本格進出
Amazon.com傘下のAWSが、北京リージョンを開設する。同リージョンを利用するには既存ユーザーでもあらためてサインアップする必要がある。
米Amazon.com子会社のAmazon Web Services(AWS)は12月18日(現地時間)、中国の北京に新たなリージョンを開設すると発表した。アジア太平洋地域ではオーストラリアのシドニー、シンガポールと日本の東京に次ぐ4つ目のリージョンになる。
AWSは既に中国でサービスを提供しており、数千の顧客を持つ。北京リージョン開設により、中国の顧客は国内のデータセンターを利用できるようになる。
現在プレビューへの申し込みを受け付けており、本格的な稼働は2014年初頭の見込み。
北京リージョンを利用するためには、既存のユーザーでもあらためてサインアップする必要がある。急成長中のスマートフォンメーカーXiaomi(小米科技)やDeNA Chinaなどの既存ユーザーが、今回のプレビューに参加する。
北京リージョンでは、EC2やS3をはじめとするAWSの多様なサービスを利用できる(利用できるサービス一覧はこちら)。
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