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Amazonプライム会員、クリスマスに100万人以上増加
Amazon.comのホリデーシーズンのピーク日の受注件数は前年比39%増の3680万点以上で、12月第3週だけでプライム会員が100万人以上増加した。
米Amazon.comは12月26日(現地時間)、2013年のホリデーシーズンは“過去最高”だったと発表した。同社は例年、具体的な売上高などの数字は発表しない。
クリスマス直前の12月第3週(12月15日〜21日)に新規にAmazonプライム会員になったユーザーは100万人を超えた。Amazonプライムは、年会費3900円(日本の場合)で注文確定日から3日後までに商品が届くお急ぎ便などの特典を享受できるサービス。Amazonプライム会員への出荷も過去最高を更新したという。
Amazon全体では、サイバーマンデー(12月2日)に3680万点以上の受注があった。昨年の発表ではピーク日(具体的な日付は不明)の受注件数が2650万点以上となっていたので、前年比39%増ということになる。
ホリデーシーズンの注文の半分以上はモバイル端末からだったという。
ジェフ・ベゾスCEOは発表文で「Amazonプライム会員は増加し続けており、現在世界の会員数は数千万人だ。(中略)われわれは世界中の顧客に感謝する」と語った。
米国では、物流大手のUnited Parcel Service(UPS)とFedExが12月25日までに指定された荷物の一部の配送ができず、Amazonは遅延の影響を受けたユーザーに20ドル分のギフトカードを贈って謝罪した。
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