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Motorola、「Android Wear」搭載腕時計を今夏発売へ
Google傘下のMotorolaが、ウェアラブル向けAndroid「Android Wear」搭載の腕時計「Moto 360」を今夏世界で発売する。普通のデジタルウォッチのような円形の文字盤が特徴だ。
米Google傘下のMotorola Mobilityは3月18日(現地時間)、同日Googleが発表したウェアラブル向けAndroid「Android Wear」搭載のスマートウォッチ「Moto 360」を今夏に世界で発売すると発表した。
Android Wearは、「Google Now」の一連の機能やフィットネスアプリ、リモコン機能などをスマートウォッチで使えるようにするGoogleの新プロジェクト。「OK Google」と呼び掛けることでさまざまな命令を入力でき、GoogleアカウントのカレンダーやSNSとの連係情報に基づくプッシュ通知も表示する。
Motorolaの他、LG ElecronicsやHTCなどのメーカー、カジュアルウォッチメーカーのFossilなどがパートナー企業になっている。
Moto 360は円形のディスプレイが特徴。写真を見る限りでは、文字盤部分を普通の時計のように表示させることもできるようだ。
Googleは1月に、Motorolaのハードウェア部門を中国Lenovoに売却すると発表した。Motorolaの研究開発部門はGoogleのAndroid部門に統合されることになっているが、Moto 360のチームの買収手続き完了後の所属は不明だ。
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