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衛星ネット接続サービス開発中のSpaceX、Googleからの出資を発表

“残りの50億人”へのインターネット接続環境提供を目指すGoogleが、同じ目標を小型衛星で実現しようとしているSpaceXに出資する。出資額は別の1社と合わせて10億ドルで、2社合わせてSpaceXの株式の10%を取得する。

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 米宇宙開発企業SpaceXは1月20日(現地時間)、新たな増資ラウンドで、米Googleと米金融企業Fidelity Investmentsから総額10億ドルの出資を受けたと発表した。GoogleとFidelityは合わせて10%のSpaceXの株を獲得した。つまり、100億ドルのバリュエーションということだ。

 SpaceXはこの資金を「宇宙運送、再生可能性、衛星製造などのイノベーションに投じる」としている。

 GoogleのSpaceXへの出資については前日、The Informationが報じた

 SpaceXのイーロン・マスクCEOは16日、ネットに接続できない環境にある数十億人のために安価で安定したネット環境を提供する目的で、小型衛星を使うインターネット接続サービスの取り組みを発表した。同氏は、実際にサービスを提供できるようになるには5年はかかり、コストは100億ドルに上ると説明した。

 Googleも“残りの50億人”のための空中インターネット接続サービスプロジェクト「Project Loon」に取り組み中だ。

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