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Google、Morgan Stanleyのベテランを新CFOに引き抜き

Googleが、退社を発表したパトリック・ピシェットCFOの後任として、Morgan Stanleyの現CFOであるルース・ポラット氏を起用すると発表した。

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 米Googleは3月24日(現地時間)、米Morgan StanleyのCFO(最高財務責任者)のルース・ポラット氏(58)を新CFOに迎えると発表した。同氏は5月26日にCFOに就任する。

 同社の現在のCFOであるパトリック・ピシェット氏(52)は10日に、半年以内に同社を辞めると発表している。

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ルース・ポラット氏

 ポラット氏は1987年にMorgan Stanleyに入社し、90年代後半には米Amazon.comや米eBayなどのIPOを手掛けた。また、2008年のリーマン・ショックでは、保険大手AIGの救済で当局へのアドバイスチームを統括した。CFOには2010年に就任した。

 Googleのラリー・ペイジCEOは発表文で、「Googleが主力事業および次世代事業への投資を続ける中、ルース(ポラット氏)から学べることを楽しみにしている」と語った。

 ポラット氏は「私のルーツであるカリフォルニアに戻り、Googleに参加できて光栄だ」と語った。Wikipediaによると同氏は英国出身だが、父親の仕事でカリフォルニア州パロアルトに住んでいたことがある。

 米Bloombergによると、ポラット氏は4月にMorgan Stanleyを退社する。金融機関・銀行グローバル共同責任者のジョナサン・プルーザン氏(46)が後任となる。

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