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TweetDeckに“誤爆防止機能” 複数アカウント使い分けユーザー向けに
Twitterの公式クライアントTweetDeckに、プライベートなツイートを仕事アカウントで投稿するといったミスをしないよう、ツイートする前に発信元アカウントを確認する機能が追加された。
米Twitterは5月11日(現地時間)、公式クライアント「TweetDeck」に、複数のアカウントを使い分けているユーザーが意図しないアカウントから投稿してしまうミスを減らすための機能を追加した。
TweetDeckは、複数のアカウントを登録しておき、切り替えて投稿できるのが便利だが、仕事用のアカウントでうっかりプライベートなツイートを投稿してしまうといういわゆる“誤爆”のリスクもある。
新機能は、左カラムの「Accounts」タブに追加された「Confirmation step」をクリックして有効にすると使えるようになる。
これで、新規ツイート作成画面のテキスト入力枠の下に「Ready to Tweet?」というチェックボックスが表示されるようになり、これにチェックを入れないとTweetボタンを押せないようになった。
ツイート元のアカウントは、「From」に並んでいるサムネイルをクリックすることで選ぶ。緑のチェックマークがついているものがツイート元になる。複数のアカウントから同時にツイートすることも可能だ。
なお、TweetDeckのモバイルアプリ版は2013年5月に終了しており、現在はWebアプリ、Macアプリ、Chrome拡張機能でのみ提供している。
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