ニュース
Appleのティム・クックCEO、「訪中の目的の1つはApple Payの中国での立ち上げ」
Appleのティム・クックCEOが先週訪中し、北京オフィスで従業員に対してApple Payの中国での提携先と交渉中であると語ったと9TO5Macが報じた。
米Appleのティム・クックCEOは5月11日からの中国滞在中に訪れた中国オフィスで、訪中の目的の1つはモバイル決済サービス「Apple Pay」の中国での立ち上げだと語った──。米9TO5Macが5月19日(現地時間)、複数の情報筋の話としてそう報じた。
クックCEOは訪中に際して中国の人気SNS、Weiboに自身のアカウントを開設し、中国での環境保護の取り組みの発表のために訪中したと投稿した。
9TO5Macによると、クック氏はApple Storeの複数の従業員とのミーティングでApple Payの中国での立ち上げについての質問に対し、今回の訪中にインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長のエディ・キュー氏を伴ったのは、中国におけるApple Payの提携先候補と交渉するためで、すぐに立ち上げられることを望んでいると語ったという。
Apple Payは現在、米国でのみ利用できる。
日本では19日、Apple Payのプラットフォームに採用された米Stripeが日本でのサービス開始を発表した。
関連記事
- オンライン決済サービスのStripe、日本上陸 三井住友カードと提携
新進気鋭のオンライン決済サービスStripeが日本でのサービス開始を発表。国内サービスでは三井住友カードと提携する。 - Apple、中国での環境保護の取り組みを発表──100万エーカーの森林を保護
事業運営での再生可能エネルギーの利用率100%を目指すAppleが、中国の100万エーカー(東京ドーム8700個分)の森林の保護や中国に建設中の巨大ソーラーファームについて発表した。 - Apple Pay、米4大カードすべてに対応へ Best Buyでも利用可能に
Apple WatchやiPhone 6/6 Plusで利用できるNFCベースのモバイル決済「Apple Pay」が、米カード大手のDiscoverに今秋対応する。これで米4大カードすべてに対応する。また、年内にBest Buyの店舗で利用できるようになる。 - Apple、中国でのApp Store決済でChina UnionPayと提携
Appleが、“2番めに大きい市場”である中国でChina UnionPayと提携し、App Storeでのカードによるワンタッチ決済を可能にした。UnionPayは「今後もAppleと協力していく」と語った。 - 新iPhoneとApple WatchのNFCモバイル決済「Apple Pay」
「Apple Pay」はNFCと指紋センサー「Touch ID」を利用するモバイル決済サービス。VISA、MasterCard、American Expressのカード情報を端末に保存し、店頭のセンサーにかざして指紋認証することで支払いできる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.