Facebookメッセンジャー専用ゲーム第一弾「Doodle Draw」登場
Facebookのメッセンジャープラットフォーム化戦略の下、メッセンジャー内で遊べるお絵描き当てゲームが登場した。インストールしていない相手に送信すると、インストールを促す。
米Facebookが推進するメッセンジャーのプラットフォーム化の一環として、うわさされていたメッセンジャー専用ゲームの第一弾「Doodle Draw for Messenger」(以下Doodle Draw)がGoogle PlayおよびApp Storeに登場した。
同社が3月に発表した「for Messenger」アプリは、アイコンの右下にメッセンジャーのアイコンがついている。いずれもiOSあるいはAndroidのメッセンジャーアプリから起動するものだ。
Doodle Drawは、Zyngaのお絵描き当てゲーム「Draw Something」のようなルールのゲーム。ZyngaではなくClay.ioという開発者のもの。
ゲームをインストールした端末でメッセンジャーを起動し、右下の[・・・]をタップするとDoodle Drawが表示されるので、これをタップするとメッセンジャー内でゲームが起動する。与えられたお題(涙、ブルドッグ、など)の絵を描き、ゲーム相手を選んで送信する。受信側はメッセンジャーの会話画面上に絵が表示されるので、「返信」をタップして答えを入力する。答えたユーザーはポイントを獲得する。
メッセンジャーアプリは、アプリストアからだけでなく、メッセンジャーアプリの[・・・]で表示されるリストからもインストールできる。
ゲームを持ち掛けられたユーザーが同じゲームをまだインストールしていない場合、「返信」をタップするとゲームをインストールするよう促される。
Facebookのメッセンジャーは、モバイル端末では独立したメッセンジャーアプリをインストールしないと利用できない。Google Playでのダウンロード数は10億本を超えている。
関連記事
- Facebook、メッセンジャーでプレイするゲームを準備中──米報道
メッセンジャーのプラットフォーム化を進めるFacebookが、メッセンジャー向けゲーム開発で複数のゲームメーカーと交渉中であるとThe Informationが報じた。 - Facebook、メッセンジャーの単体Webアプリ「Messenger.com」立ち上げ
Facebookが、デスクトップのWebブラウザで使えるメッセンジャーの単体Webアプリを立ち上げた。3月に発表したメッセンジャーのプラットフォーム化の一環だ。 - Facebook、メッセンジャーアプリ開発プラットフォームとビジネス向けカスタマーサポート機能を発表
Facebookが、メッセンジャー統合アプリを開発できる「Messenger Platform」と、オンラインショップなどがメッセンジャーで顧客に商品配送状況などを連絡できる「Businesses on Messenger」を発表した。 - Facebook、メッセンジャーアプリに現在地や目的地の地図を(自分の意志で)送信する機能追加
Facebookのメッセンジャーアプリで、位置情報表示が初期設定で無効になり、ユーザーが意識的に現在地あるいは指定した位置の地図を送信できるようになった。 - LINE、国内ゲームコンテンツ投資ファンドを設立 5年間で100億円規模
LINEが国内のゲームコンテンツと開発企業を対象としたファンドを設立。5年間で約100億円を運用予定。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.