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iOS 8.4で消えた音楽のホームシェアリング、iOS 9で復活か(エディ・キュー氏がツイート)
iOS 8.4へのアップデートで使えなくなった音楽のホームシェアリング機能を、iOS 9で復活させる予定だとAppleのエディ・キュー上級副社長がツイートした。
米Appleが6月30日に「Apple Music」のスタートと同時に実施したiOS 8.4のリリースで消えた音楽のホームシェアリング機能が、今秋に予定されているiOS 9のリリースで復活するようだ。
AppleでiTunesやApple Musicを統括するインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長のエディ・キュー氏が7月6日(現地時間)、ユーザーからの「キューさん、テイラー・スウィフトじゃないと、あなたに音楽のホームシェアリング機能を復活させられないのかな」という問い掛けに対し、自身のTwitterで「iOS 9でホームシェアリング機能を復活させるべく作業中だ」とツイートした。
ホームシェアリングは、同じネットワークに接続する最大5台までのiTunesがインストールされているMac、Windows、iOS端末、Apple TV(第2世代以降)でiTunesのライブラリを共有する機能。iOS 8.4のアップデートで、iOS端末での音楽の共有ができなくなった(動画は共有できる)。
キュー氏は以前、一般ユーザーからのTwitterでの「Apple MusicにはiTunes Matchと同じように楽曲数に2万5000曲という上限がありますか?」という質問に「iOS 9では10万曲になります」とツイートで回答したことがある。
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