米Twitterが10月に導入した投票機能「Twitter Polls」では、質問に対して2つの選択肢を用意できる。回答が「はい」「いいえ」になるような質問ならいいが、例えば「好きな調味料は?」の選択肢がソースとしょうゆだけではケチャップ派が困る――など、「選択肢が3〜4つ欲しい」という声は多かった。そんな中、4択機能の追加を示唆するヒントが発見された。
投票欄を設けたツイートのHTMLソースコードを見てみると、ラジオボタンを表示するタグ<input style="radio">が4つ並び、「回答 1」から「回答 4」までの文字が確認できるものの、「回答 3」「回答 4」の行は非表示となっている。つまり、見た目の選択肢は2つしかないが、4択まで拡張するための機能はすでに用意されている可能性がある。
これを発見したブログメディアの携帯総合研究所は、投票機能が今のところ2択までに制限されている理由について、選択肢には20文字まで入力できるため、仮に4択になるとTwitterの140文字制限を大きく超えてしまうからではないか――と推測する。
ただし選択肢が2つの今も、投票ツイートでは116文字の質問に2つの選択肢を加え、実質的に156文字まで書き込めるため、それが絶対的な理由ではなさそうだ。Twitterは実装したばかりの投票機能について、近いうちに改良を予定しているのかもしれない。
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