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Google、新設クラウド部門責任者にVMware共同創業者、ダイアン・グリーン氏を指名
Googleが、クラウドビジネス急拡大に対応する目的で、Google for Worksなどのビジネス部門を統合し、責任者としてVMwareの共同創業者でGoogleの取締役でもあるダイアン・グリーン氏を迎えた。
米Googleは11月19日(現地時間)、2012年から同社取締役を務める米VMwareの共同創業者、ダイアン・グリーン氏を、新設ビジネス部門の責任者に迎えたと発表した。
新部門は、「Google for Work」、Cloud Platform、Google Appsを含む、同社のクラウド事業を統合したものになる。
Googleのサンダー・ピチャイCEOは発表文で、企業のクラウドへの移行は始まったばかりで、今後急拡大することが見込まれるので、関連事業の統合とグリーン氏の採用を決定したと説明した。
グリーン氏は、バーモント大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア大学バークレー校でコンピュータ科学などを学び、SGI、Tandem、Sybaseなどを経て1998年にVMwareを共同創設し、2008年まで社長兼CEOを務めた。VMwareは2007年に米EMCに買収された。
同社はまた、グリーン氏が創業したアプリ開発用プラットフォーム企業bebopの買収も発表した。
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