「Oculus Ready PC」の予約は2月16日開始でバンドル価格は1499ドルから
Oculus VRが、1月に予告した「Oculus Ready PC」の予約を日本時間の2月17日午前1時に復数の小売りサイトで開始すると発表した。日本から購入できるかどうかはまだ不明だ。
米Facebook傘下のOculus VRは2月10日(現地時間)、予告していた仮想現実HMD「Oculus Rift」用「Oculus Ready PC」の予約を太平洋時間の2月16日午前8時(日本時間の17日午前1時)に開始すると発表した。数量限定先着順。出荷先は“選ばれた国々と地域”となっているが、日本が含まれるかどうかは不明だ。
予約は、Best Buy、Amazon.com、Microsoft Store(Oculus VRにはMicrosoftのゲーム端末「Xbox One」のコントローラーがバンドルされている)で受け付ける。
Oculus Ready PCとは、Oculus Riftを接続して、快適に使えるスペックを備えたPCという意味だ。第一弾として、Dell、ASUS、AlienwareがOculus Ready PCを提供する。提携メーカーは今後増えていく見込みだ。
予約はOculus Riftとバンドルした形で受け付けるが、既にOculus Riftを予約済みのユーザーは、PCだけを特別価格で購入できる予定。Oculus Riftの単体の価格は米国では599ドル、日本では送料込みで9万4600円。
最も安価なセットは、ASUSのデスクトップPC+Oculus Riftで1499ドル(約17万3000円)というもの。ディスプレイやキーボードなどは付属しない。PCの価格は900ドルという計算になる。
出荷は4月から。早期にOculus Riftを予約したユーザーに本体が届くのは3月からだ。
主なスペックは以下の画像を参照されたい。
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