ニュース
Samsungとヤマハ、バイク用スマートフロントガラスのコンセプト発表
SamsungがYamaha Motor Europeと協力し、バイクのフロントガラスにスマートフォンのナビやメッセージの着信通知を表示する「Smart Windshield」を開発した。
ヤマハ発動機のグループ企業であるYamaha Motor Europeは3月17日(現地時間)、韓国Samsung Electronicsと共同でバイク用スマートフロントガラス「Smart Windshield」のコンセプトモデルを開発したと発表した。
ヤマハの3輪バイク「Tricity」に設置し、SamsungのスマートフォンとWi-Fiで接続することでディスプレイにGPSナビや着信メッセージを表示する。
メッセージの着信に例えば「今バイクの運転中なので後で返信する」などと自動返信する機能も搭載する。
年々増加するバイクの運転中にスマートフォンを見ることで発生する事故を減らすことを目的に開発したという。
Smart Windshieldはまだプロトタイプの段階であり、具体的な商品化の予定などは発表されていない。
関連記事
- VR酔いを軽減し、臨場感を上げる電気刺激ヘッドフォン「Entrim 4D」
Samsungが、VR HMD「Gear VR」と一緒に装着すると動画と同期する内耳への電気的な刺激を与えることで臨場感を高め、VR酔いも軽減するヘッドフォン「Entrim 4D」のプロトタイプを披露した。 - Samsung、球形のVRビデオカメラ「Gear 360」
Samsungが、VR HMD向けの360度動画/静止画を手軽に撮影できるコンパクトなVRカメラ「Gear 360」を発表した。Galaxy S6などでモニタリング/制御できる。 - SamsungとMicrosoft、IoTでの提携を発表
Samsung ElectronicsがCES 2016で開催したIoT関連の基調講演にMicrosoftのテリー・マイヤーソン上級副社長が登壇し、両社がIoTで提携を強化すると発表した。SamsungがIoT製品で「Windows 10 IoT Core Pro」を採用しオープンなエコシステムを構築する。 - Google、Appleの「CarPlay」対抗の車載システム「Android Auto」を正式リリース
対応する車載システムにAndroid端末を接続することで、Androidのアプリをダッシュボードで操作できるようにする「Android Auto」が米、英、オーストラリアで正式公開された。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.