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キトラ古墳の実物壁画を展示「四神の館」 9月にオープン

キトラ古墳の実物の彩色壁画を保存・展示する「四神の館」が9月にオープンする。

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 奈良県明日香村のキトラ古墳の彩色壁画を保存・展示する「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」が9月24日にオープンする。修復をほどこした実物の壁画を期間限定で公開するという。

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展示のイメージ

 キトラ古墳は1983年、石室内の調査で「玄武」と思われる彩色壁画の存在が明らかとなり、注目を集めた。白虎、青龍、朱雀、天文図の壁画も相次いで見つかったが、多湿な環境下でカビが発生し、壁画が変質。文化庁が2004年からはぎ取り作業を始め、修復・保存を進めている。

 同日には、国土交通省が整備する国営飛鳥歴史公園の「キトラ古墳周辺地区」も開園。周辺の自然環境や景観と合わせ、キトラ古墳を一体的に保全し、観光客に歴史や風土、文化を楽しんでもらう公園となる予定だ。

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朱雀の壁画

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