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YouTubeチャンネルにファンとの交流の場「コミュニティ」タブ(β版)登場
YouTubeが「Backstage」というコードネームで開発中とうわさされていたソーシャルタブ「コミュニティ」を一部のYouTubeチャンネルで提供を開始した。チャンネルオーナーはSNSのようにテキストやライブ動画、アニメーションGIFなどを投稿でき、視聴者はそれにコメントを追加できる。
米Google傘下のYouTubeは9月13日(現地時間)、YouTubeチャンネルに新しいタブ「コミュニティ」をβ版として追加したと発表した。一部の人気チャンネルで既に機能しており、今後段階的に提供先チャンネルおよび機能を拡大していくとしている。
YouTubeがチャンネルオーナーと視聴者との交流の場を「Backstage」というコードネームで準備中であるとのうわさは8月に浮上していた。YouTubeはこの機能の開発に当たり、早い段階から一部のチャンネルオーナーを招待して協力を仰いだという。
コミュニティタブはFacebookページのような構造で、チャンネルオーナーはテキスト、ライブ動画、アニメーションGIFなどを投稿でき、視聴者はそれに対してコメントを付けられる。チャンネルに登録していなくてもコメントできる。チャンネル登録ユーザーは、[設定]でコミュニティへの投稿のプッシュ通知を受け取るかどうかを設定できる(公式ブログではオプトインとなっているが、筆者の環境では初期設定で有効になっていた)。
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