Oculus VRのサイトでOculus Rift CV1用ハンドコントローラーOculus Touchの予約販売が開始された。日本向け価格は2万3800円となっている。到着は12月6〜15日。
両手の位置や向きをトラッキングし細かい操作が行えるOculus Touchは、Oculus Rift CV1発売時に間に合うよう計画されていたが、標準でハンドコントローラーを備えているライバルのHTC Viveに8カ月遅れでようやく追いつくことになる。
Oculus Riftにはシンプルなリモコンと、Xboxコントローラー(日本では有線のみ)という2種類が標準で付属するが、Oculus Touchは3つ目のコントローラーになる。ハンドコントローラーがないためにHTC Vive対応が優先されていたタイトルも多いため、不足していたタイトルの充実にも期待がかかる。
Oculus Touch対応35タイトルの中には、有名バンドのメンバーとなってギターを演奏できるRock Band VR、GoogleのTilt Brushに似た3DペイントソフトQuill、Star Trek Bridge Crewも含まれる。
Oculus TouchにはRock Band VR connectorとセカンドセンサー、そしてThe UnspokenとVR Sports Challengeがバンドルされる。
Oculus Rift用インイヤータイプのイヤフォンOculus Rift Earphonesも同時に予約開始。こちらも到着時期は同じで価格は5800円(49ドル)。
HTC Viveのようなルームスケールに対応できる追加センサーは79ドルで、10月31日に予約開始される。
なお、Oculus Rift CV1の日本向け本体価格は現在、8万3800円。
関連記事
- 「Oculus Touch」は199ドル、別売イヤフォンは49ドルで12月6日発売
5月に発売されたVR HMD「Oculus Rift」のコントローラー「Oculus Touch」が12月にようやく発売になる。価格は199ドルでカメラセンサーが1本付属する。360度のVR環境を作るには3本のセンサーが必要なので、センサー単体を79ドルで販売する。また、インイヤータイプのイヤフォンも49ドルで発売する。 - Oculus、完全スタンドアロンなVR HMD「Santa Cruz」のプロトタイプを披露
Oculus VRが、PCやゲーム端末との接続も、スマートフォンの追加も不要な、完全にスタンドアロンなVR HMD「Santa Cruz」のプロトタイプを披露した。発売時期や価格はまだ不明だ。 - 「マインクラフト」、ついに「Oculus Rift」をサポートへ
「マインクラフト」を手掛けるMicrosoft傘下のMojangが、8月15日の週にリリース予定の「Minecraft:Windows 10 Edition Beta」(バージョン0.15.6)で、VR HMDの「Oculus Rift」をサポートすると発表した。年内発売予定のコントローラー「Oculus Touch」もサポートする予定だ。 - Oculus Riftの初期出荷ようやく完了 2-4営業日で出荷に
ライバルであるHTC Viveが本格的な日本進出を果たしたタイミングで、Oculusはようやく予約分を出荷し終えた。 - GWはみんなどこに行った? ぼくは月に連れてってもらったよ、アポロ11号で
Oculus Riftがあれば、人類の偉大な一歩を踏めるのだ。 - サンキューOculus、日本だとインストールが早く終わるよ!
Oculus Rift製品版を体験していくゆるい連載の2回目は、PCをなんとか間に合わせてセットアップするところまで。 - ハーマイオニーにOculus Readyメガネをお願いしたい
Oculus Rift製品版がついに我が家に。それまでの長い道と、これからの苦難と喜びを描きます。 - Oculus Rift、コントローラーで日米格差が明らかに
米国は無線、日本では有線。その格差はどのような理由で生まれたのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.