ニュース
GoPro、従業員の約15%(約200人)をリストラへ 「Karma」リコールが響いたか
アクションカメラのGoProが、従業員の約15%のリストラ計画を発表した。上場企業として、2017年通年の黒字確保を目指す。同社は10月に小型ドローン「Karma」発売でドローン市場に参入したが、Karmaは電源問題で自主リコールになった。
米GoProは11月30日(現地時間)、従業員の約15%(約200人)のリストラと、人材採用凍結の計画を発表した。これにより2017年の黒字確保を目指す。
同社は9月、アクションカメラをセットして飛ばせる小型ドローン「Karma」を発表したが、発売直前に中国のドローンメーカーDJIが先んじてより小型のカメラ付きドローン「Mavic Pro」を発売した。その上、Karmaは電源の問題で自主リコールになった。
本業のアクションカメラは順調としている。ブラックフライデーのカメラの米国での販売台数は前年同日比35%増だったという。
関連記事
- GoPro、ドローン「Karma」をリコール──飛行中の電源喪失問題で
GoProが、10月に発売した折りたたみ式ドローン「Karma」のごく少数で、飛行中に電源がオフになる問題が確認されたとして、約2500台のリコールを発表した。 - DJI、折りたたみカメラドローン「Mavic Pro」を税込み11万9800円で発売へ
GoProの「Karma」に続き、DJIが折りたためるコンパクトなカメラドローン「Mavic Pro」を発表した。価格は税込み11万9800円とKarmaよりやや高いが、ジェスチャーで自分を追尾させる機能やカメラ視点でリアルタイムの映像を楽しめるゴーグル(別売)などが楽しめる。 - GoPro、折りたたみドローン「Karma」(9万円)と新カメラ「HERO5」を10月発売へ
アクションカメラメーカーのGoProが、カメラを付けて飛ばすドローン「Karma」と2年ぶりの新カメラ「HERO5」シリーズを発表した。ドローン単体は10月23日に9万円(税別)で発売の予定だ。 - GoPro、Microsoftと特許ライセンス契約を締結
ウェアラブルカメラのGoProがMicrosoftと「ファイルストレージその他の技術」に関する特許ライセンス契約を締結した。この契約で、GoProのカメラで長時間録画してもファイルが分割されなくなる可能性がある。 - GoProが株式公開 約4億ドル調達
ウェアラブルカメラのGoProがNASDAQ市場に上場した。公募価格は24ドルで、一時は32.80ドルをつけ、37%上回った。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.