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次期モバイルOS「Android O」開発者プレビューをGoogleが公開

Googleが、次期モバイルOS「Android O」(仮称)の開発者プレビューを公開した。プッシュ通知やバッテリー持続時間が改善される他、ソニーのLDACをサポートする。

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 米Googleは3月21日(現地時間)、次期モバイルOS「Android O」(コードネーム)の開発者プレビュー版をリリースしたと発表した。開発者は専用ページからダウンロードできる。

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 このプレビューをインストールできる端末は、「Nexus 5X」「Nexus 6P」「Nexus Player」「Pixel」「Pixel XL」「Pixel C」(これらのモデルのすべてが正式版に対応するとは限らない)。

 一般ユーザー向けのプレビューはまだ公開されていない。現行の「Android 7.0 Nougat」の場合は、Google I/Oに合わせてリリースされた。今年のGoogle I/Oは、5月17〜19日の予定だ。

 公式ブログに新機能や特徴がまとめられている。一般ユーザーとしては、バックグラウンドのアプリの稼働を制限することでバッテリー持続時間を改善する「Background limits」やプッシュ通知表示を改善した「Notification channels」、ピクチャー・イン・ピクチャー機能、BluetoothオーディオでのソニーのLDACサポートなどが気になるところだ。

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新しい特徴

 Background limitsは、Chrome 57のバックグラウンドタブ制限と似た技術を採用しているようだ。Android 7でも採用しているが、より強化したという。バックグラウンドで稼働している機能の配信、サービス、位置情報更新などを制限することで、バッテリー消費を減らす。

 Notification channelsは、プッシュ通知をカテゴリー別にまとめるというもの。チャンネルが具体的にどのように決まるのかは公式ブログからは分からないが、サンプル画像のキャプションには「ユーザーはアプリの通知カテゴリーをコントロールできる」とある。

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Notification channels

 ピクチャー・イン・ピクチャー機能は今でもタブレットで使えるが、スマートフォンでも使えるようになる。

 LDACサポートについてはそれ以上詳しい説明はないが、複数の高品質Bluetoothオーディオコーデックをサポートするようだ。

 Googleは具体的なロードマップを提示していないが、昨年のAndroid 7 Nougatの場合は、Google I/Oで一般向けプレビューが公開され、7月にお菓子にちなんだ愛称が発表され、8月に正式版がローリングアウトした。

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