ニコン、創立100周年記念サイトを公開 「D5/D500」限定モデルやスワロフスキーの「ニコンI型」など販売
7月25日で創立100周年を迎えるニコンが、特別サイトを公開。100周年を記念し、一眼レフやレンズなどの限定モデルを販売する。
ニコンは4月3日、同社の創立100周年を記念して「ニコン創立100周年記念サイト」を公開した(創立日は7月25日)。同サイトでは、100周年記念モデルおよびグッズを公開。カメラ、レンズ、双眼鏡などの他、ニコン製品デザインのピンバッジコレクションやミニチュアカメラなどを4月から順次販売する。
限定カラーの「D5」「D500」など
ニコン創立100周年記念モデルは、「D5」「D500」「NIKKOR 70-200E」「NIKKOR F2.8ズーム トリプルレンズセット」「WX 7×50 IF/WX 10×50 IF」「8×30 EII」の6種。
D5は基本性能をそのままに、外観をメタリック塗装の特別仕様に仕上げた。ペンタ部側面やボディーキャップに100周年記念ロゴをあしらっている。宇宙事業への貢献を伝えるアニバーサリーブックレットや本革の専用記念ストラップ、金属ケースも付属する。D500はメタリックグレー塗装で、同じく100周年記念ロゴを採用。金属ケースと本革製ストラップが付属する。
NIKKOR 70-200Eは、メタリックグレー塗装を施し、鏡筒部に100周年記念ロゴを採用。レンズ内部の構成が分かるグラスエレメンツ用展示台と展示用ケースが付属する。
その他、F2.8ズームレンズ3本とレンズフードを併せたレンズセットを用意した。
双眼鏡は全3種を公開。WX 7×50 IF/WX 10×50 IFは、100周年記念ロゴや限定シリアルナンバーを刻印し、本革の専用記念ストラップが付属する。発売日は6月下旬予定で、価格はWX 7×50 IFが64万円(税別)、WX 10×50 IFが67万円(税別)。2機種合わせて限定100台を販売する。
8×30 EIIはメタリックグレー塗装を施し、同じく100周年記念ロゴを採用する。限定ケースや限定ストラップが付属。発売日は4月21日で、価格は7万2500円(税別)。限定400台を販売する。
スワロフスキーの「ニコンI型」から歴代名機のピンバッジまで
ニコン創立100周年記念グッズは、「クリスタルクリエーション ニコンI型」「ピンバッジコレクション」「プレミアムカメラストラップ」「ミニチュアカメラ ニコンF」の4種を用意した。
クリスタルクリエーション ニコンI型は、1948年に発売した「ニコンI型」をほぼ原寸大で再現。スワロフスキー・クリスタルを採用し、ニコンのロゴや限定シリアルナンバーなどを刻印する。
ピンバッジコレクションは、歴代の名機と会社ロゴをデザインしたものだ。表地に牛革、裏地に色落ちしにくい人工皮革素材を採用したカメラストラップは、ブラックとブラウンの2色を用意。100周年記念ロゴと1948年当時の会社ロゴを銀箔(ぎんぱく)で箔(はく)押ししている。
ミニチュアカメラは、「ニコンF」を1/2スケールで再現したもの。一部パーツは可動式で、Nikkor-S Auto 50mm F1.4レンズを装着した。
発売日や価格について記載のないものは、6月中旬頃に詳細を案内する予定だ。
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