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Microsoft、5月2日に教育関係イベント開催:Chromebook対抗Surface発表か
Microsoftが5月2日にニューヨークで教育関連の発表イベントを開催し、ライブ配信する。教育市場に強いGoogleのChrome OS+Chromebookに対抗するクラウド版Windows 10+Surface Bookが発表されるのかもしれない。
米Microsoftは4月12日(現地時間)、5月2日に教育関係の発表イベントを開催するとツイートした。このイベントは、ライブ配信する計画だ。
米Business Insiderによると、このイベントでは「Surface Pro 5」と「Surface Phone」(いずれも仮称)は発表されないという。
同メディアは、発表されるのは教育機関向けの安価な新しい「Surface Book」と米Googleの「Chrome OS」のような「Windows 10 Cloud」(仮)が発表されると予測している。つまり、Chromebook対抗Windows端末ということだ。
2016年の米教育市場では、GoogleのChrome OSのシェアが58%で、Windowsは22%だった(英Futuresource Consulting調べ)。
Googleは教育向けChromebookを拡充しており、ハイブリッド型やタブレット型のChromebookがサードパーティーから発売される見込みだ。
ニューヨークで開催されるこのイベントの配信は、日本時間の5月2日午後10時30分からだ。
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