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GitHub Developer Program、無料アカウントでも参加可能に
GitHubが、これまで有料アカウントユーザーにのみ提供してきた「GitHub Developer Program」を、無料アカウントユーザーにも提供する。
ソースコード共有ツールを運営する米GitHubは4月17日(現地時間)、「GitHub Developer Program」を無料アカウントユーザーでも利用できるようにしたと発表した。
Developer Programは、2014年3月に立ち上げた、開発者向けリソースを提供するプログラム。プログラムに加入すると、API変更についての通知や、正式リリース前の新機能の試用、GitHub Enterprise用アプリ開発のためのライセンスのリクエストなどが可能になる。
これまでは有料アカウント会員のみが利用できた。
これに伴い、Developer Programに3つのレベルを新設した。Level 1は入門レベルで、GitHub APIの情報を学ぶツールを使ったり、コミュニティに参加できる。Level 2はそれに加え、GitHub.comのクレジットとネットワークディスカウントが利用できる。Level 3はさらに、コンサルティングも利用できる。既存メンバーにはメンバーのレベルをメールで連絡するという。
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